1. はじめに
近年、Vtuber(バーチャルYouTuber)の活動はますます広がり、個人勢から企業所属まで幅広い層が活躍しています。その中心となるのが「モデル作り」です。
Vtuberモデルは大きく分けて 2D(Live2D) と 3D の2種類があり、それぞれに特徴と制作手順があります。この記事では、初心者がゼロからモデルを作る方法を、具体的な流れに沿ってわかりやすく解説します。
2. Vtuber モデルの種類
2Dモデル(Live2D)
- イラストをパーツごとに分けて動かす方式。
- 初心者でも比較的取り組みやすく、費用も抑えやすい。
- 表情や動きはソフトウェアで制御。
3Dモデル
- フル3Dで制作される立体的なモデル。
- 自由度が高く、全身の動きやライブ配信に強い。
- 制作コストや学習コストは高い。
3. Vtuber 2Dモデル 作り方(Live2D編)
ステップ1:イラスト準備
Clip Studio Paint などのイラストソフトを使用。
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髪・目・口などをパーツ分けする。
外注する場合は相場は3万〜10万円程度。
ステップ2:Live2D Cubismでモデリング
イラストをソフトに取り込み、動きを設定。
目や口の開閉、体の揺れをパラメータで調整。
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ステップ3:配信ソフトと連携
VTube Studio を使って、カメラ入力から顔認識。
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OBSと接続すればすぐ配信可能。
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4. Vtuber 3Dモデル 作り方
ステップ1:ソフト選び
Blender(無料) … フル3D制作が可能。
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VRoid Studio(無料) … 簡単にアバターが作れる初心者向け。
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ステップ2:モデル設計
体型や服装をカスタマイズ。
動きの設定はモーションキャプチャーやVR機器を利用。
ステップ3:配信準備
VSeeFace や Luppet を使い、カメラと同期。
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動きの滑らかさを調整。
5. 必要な機材と費用目安
- PC:推奨はゲーミングPC(20万〜30万円程度)
- マイク:1万円前後〜、配信の音質を決める重要要素
- カメラ:WebカメラでOKだが、iPhoneフェイストラッキングなら精度UP
※カメラやマイクの詳しいレビューは 👉 Movie HowTo を参照すると便利です。
6. BGM・配信素材の選び方
モデルが完成しても、配信画面やBGMが整っていないとクオリティが下がってしまいます。
おすすめは以下の専門サイト:
👉 配信BGM.jp
人気のフリーBGMや効果音を配信者向けに厳選しており、ゲーム実況・雑談・歌枠に最適です。
7. 活動を成功させるポイント
- 継続配信:週1回でも定期的に更新
- SNS活用:Twitter/XやTikTokでファンを増やす
- 差別化:キャラ設定や配信企画に個性を持たせる
8. まとめ
Vtuberのモデル作りは「2D」と「3D」で難易度や特徴が大きく異なります。
- 初心者は Live2D(2Dモデル) から始めるのがおすすめ。
- 自由度やライブ感を重視するなら 3Dモデル が最適。
- モデルだけでなく、機材・BGM・配信素材を揃えて全体のクオリティを上げることが成功の近道です。
もっと配信に役立つ情報をまとめたサイトはこちら 👉 配信素材.jp
Q & A|Vtuberモデル作りに関するよくある質問
Q1. Vtuberモデルを作るのに、初心者でも無料で始められますか?
A. はい。VRoid StudioやVTube Studioなど無料で使えるソフトが多数あります。まずは無料ツールから始め、必要に応じて有料ソフトや外注に進むのが安心です。
Q2. 2Dモデルと3Dモデル、どちらが初心者向けですか?
A. 一般的には2D(Live2D)モデルが初心者向けです。費用や学習コストが低く、簡単に配信へ導入できます。3Dモデルは自由度が高い分、PC性能や制作スキルが求められます。
Q3. モデル制作を外注すると、費用はいくらくらいですか?
A. 2Dモデルはイラスト+モデリングで 10万〜20万円程度 が相場。3Dモデルは 20万〜50万円以上 になることもあります。予算に合わせて外注か自作かを選びましょう。
Q4. モデルを動かすために必要なPCスペックは?
A. ゲーミングPCがおすすめで、最低でも CPU i5以上、メモリ16GB、グラフィックボード GTX1660以上 が目安です。3Dモデルを快適に動かすならさらに上位スペックが必要です。
Q5. iPhoneやスマホだけでVtuberになれますか?
A. 可能です。iPhoneのフェイストラッキング機能を使えば、PCを使わずにVtuber活動を始められます。ただし本格的な活動にはPCとの連携があった方が安定します。
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